onco chishin

4人の子育てについてとその他いろいろ

大腸内視鏡検査を受ける

大腸内視鏡検査を初体験したお話を書きます

健康診断は職場で受けるのみでしたが、昨年、母の闘病の様子を見てさすがに怖くなり

年齢的にそろそろやばいかもと人生初の人間ドックへ行ったらドンピシャ、大腸の要精密検査だと診断されてしまいました

そういえば、叔母がちょうど私の年齢で大腸がんで亡くなっている。今思うとなんて若い時に亡くなったのだろうと、叔母が大変気の毒になる

大腸がんは怖いけど検査って面倒だなと思いつつ、近所の病院へ行き検査の日程を決め、色々と注意事項を言われてふんふんと聞いたものの

あまり下準備が得意でない私、ああ、しっかり注意事項を確認すればよかったと思う失敗をやらかす

これから受ける方がいたら是非参考にしていただければと思います

検査当日の朝、下剤を2リットルの水で薄めて飲まないといけないのですが、普通の水を2リットル飲むのも大変なのに、私の作り方が悪くて超マズい下剤に仕上がった

冷蔵庫の中にある浄水ポットの水を使用したら、薬が完全に溶けなかったのです

容器に「冷水では溶けにくい」と、ちゃーんと書いてあったのに見逃してました

1杯目を飲んだ後、底に塊が残っているのを発見。あ、溶けてないわと容器をぶんぶん振って溶かしきったら、そこからが味が凝縮されてしまって海水のように塩辛い( ノД`)

海水1.8リットル飲むのはきつかった。もう一度薄めれば良かったのかもしれないですが、飲む量が増えるのも嫌で

「前日に作って冷蔵庫にいれとくと飲みやすいですよ」とも、ご丁寧に書いてあったのに。次回からは必ずそういたします

その下剤、飲み始めて2時間で飲み切らないといけないのですが、2時間なら余裕だと思っていたら結構ぎりぎりで、飲んでる最中にトイレに頻繁に行きたくなるし、その間に子どもを学校に送り出したりしてバタバタ

気が付くと1時間半たってるのにまだ1リットルも残ってて、これはやばいと最後はごくごく一気飲みのような感じでした。もう吐きそうになりながら

美味しく飲めるように、ちゃんと前日に作っておけばよかった

そして病院へ。連日テレワークの旦那さんに病院まで送ってもらう

車を降りると何故かニコニコと手を振っていつまでも見送ってる夫。入口で警備してる人が「早く車を退けろよ・・・」みたいな目でみていたため私が駆け足で病院へ入る

検査用の服に着替えたら(お尻側に穴のある紙のパンツとロングの羽織のようなもの)問診、麻酔を入れるため針を静脈にさされ、久しぶりの注射がちょっと痛い

全身麻酔も初体験。意識がなくなるって怖いなと思っていると、「全く痛くないし知らない間に終わってるから大丈夫ですよ」と看護師さんがにっこり

ご年配の看護師さん私の心を読んでいました。それで少し心が軽くなる

名前を呼ばれて検査室へ。ベッドに案内され、胃カメラも同時にするということで、ジェリー状の喉の麻酔薬を口に入れられる

5分ほど飲み込まないでと言われ、苦いのが喉の奥にねっとりとあるのを耐えていると、だんだんと喉の感覚がなくなってきた。気持ち悪い・・・

そして酸素マスクのようなものをカポッとはめられたら担当医が来て、よろしくお願いしますとあいさつしたすぐそのあとの記憶がもうはっきりしない

何かを入れられて痛いような苦しいような感覚がうっすらとあって、でもそれがどこから何を入れられて苦しいのか、麻酔の効き始めだったのか、処置の最後の方の麻酔が切れてきたときなのか、全くわからない

治療のためとはいえ、やっぱり寝ている間に自分が何かされていて、その記憶が全くないというのは気持ちの良いものではアリマセン

でも、何か大きな病気かもしれないと気弱になっている私、ベッドの周囲でテキパキと動く看護師さんを見ていると頼もしく感じられて、こうした人達のお陰で病気が治るんだなと、ありがたーい気持ちにもなりました

 

検査後、麻酔が切れるまでマッサージチェアのようなものに座らされていた

でもどうやって座ったのか全く記憶になく、運ばれたのか自分で歩いたのか

一時間たちましたよ―歩けますか?という声に起こされ、少し歩いてみて大丈夫だと終了。できればもっと寝かせててほしかったのですが帰ります

結局ポリープを一つ切除したとのこと。それも検査して結果は後日。またしばらくは繊維のある野菜は食べられないとのこと

何か飲み込むと喉が痛い。胃カメラが当たって傷が出来たのでしょう

旦那さんに迎えに来てもらい帰宅。今日だけはテレワークしてくれててよかったと思う

検査前からの食事制限のおかげで、お腹のぽってりお肉がすっきりとなくなった。やったあ!と思っていたら、1週間後普通の食事に戻したらお腹もきっちり戻る